お前さ、正直なところ、美容室の椅子に座ってヘアカタログを指差しながら「今、若い奴らの間で流行ってるやつで」なんて、身の程知らずなオーダーをしたことないか?
先に言っておくが、40代を過ぎた男が「流行」に飛びつくのは、火の中に突っ込む飛んで火に入る夏の虫と同じだぜ。特に髪型はヤバい。
今回は、俺が色気を出そうとして20代前半の韓国アイドルみたいな「チャラい髪型」に挑戦し、女にモテるどころか、職場で「痛いオッサン」の烙印を押されて居場所を失いかけた、血の出るような失敗談を晒してやる。
流行りの「チャラい髪型」にして、職場ですこぶる評判を下げた俺
「お前さ、自分の顔の『経年劣化』を無視して、頭だけタイムスリップしようとするなよ」
当時の俺は、マッチングアプリで20代女子と会うために必死だった。少しでも若く見せようと、渋谷のキラキラした美容室に行き、担当の若い兄ちゃんに「今風のツイストスパイラルパーマで」と頼んだんだ。
仕上がりは確かに、カタログ通りだった。だが、鏡に映っていたのは、爽やかなイケメンじゃない。髪だけが浮き上がった「無理してる感」満載の、ただの小汚いオッサンだったんだ。
「若者の正解」は、40代の「不正解」
お前さ、なぜ若者の髪型が俺たちに似合わないか分かるか? それは、髪型に負けない「肌のハリ」がないからだ。
清潔感の喪失: 流行りの無造作ヘアやパーマは、20代がやれば「お洒落」だが、40代がやると「手入れをしていないボサボサの頭」にしか見えない。
顔のシワとのミスマッチ: 髪型だけがチャラいと、顔に刻まれたシミやシワ、たるみが余計に強調される。結果として、実年齢より老けて見えるという悲劇が起きるんだ。
俺が週明けに意気揚々と出社した時、女子社員たちが一瞬絶句し、その後ヒソヒソと笑いながら目を逸らしたあの空気……今思い出しても胃が痛くなるぜ。
職場で失った「信頼」という名の資産
「お洒落は自由だろ」と思うかもしれない。だが、40代の男にとって、職場の評判は「モテ」の重要なベースなんだよ。
「仕事ができなそう」という偏見: 髪型をチャラくした瞬間、上司からは「浮ついてる」と思われ、部下からは「迷走してる」と憐れまれる。
女の評価は「減点方式」: 同じ職場の女性陣は、お前の「落ち着き」や「頼りがい」を評価していたはずだ。それを自らドブに捨てて「チャラさ」を取りに行く。これほどコスパの悪いギャンブルはない。
俺の場合、一番仲の良かった後輩女子に「……前のシュッとした感じの方が、大人っぽくて素敵でしたよ(笑)」と、苦笑い混じりにトドメを刺された。
40代メンズが狙うべき「髪型の正解」とは
「じゃあ、地味なオジサンカットでいろってのか?」 そうじゃねえ。俺がこの大失敗から学んだ、40代が本当にやるべき髪型はこれだ。
「サイド」と「襟足」を徹底的に刈り上げる: 40代の清潔感は、耳周りに宿る。ここをスッキリさせるだけで、お前の「仕事できる感」と「清潔感」は3倍跳ね上がる。
「艶(つや)」で勝負しろ: パサついた髪は老けの象徴だ。マットなワックスじゃなく、グリースやジェルで「濡れたような艶」を出せ。それが大人の色気の正体だ。
「おでこ」を出せ: 前髪を下ろして若作りするな。潔くおでこを出すことで、誠実さと自信を演出するんだ。
結論:髪型を変える前に、自分の「格」を見直せ
お前さ、次に美容室に行く時は、流行りのカタログを閉じてこう言え。 「清潔感があって、年相応の品がある感じで。でも、少しだけ色気は残してください」
流行を追いかけるのはガキの仕事だ。40代のお前がすべきなのは、自分の素材を最大限に活かした「定番のブラッシュアップ」なんだよ。
「いいか。若作りは、お前の『弱さ』を露呈させるだけだ。大人としての貫禄を纏え。話はそれからだぜ。」
チャラいパーマをかける前に、まずは自分の立ち振る舞いと、耳周りの産毛の処理から始めようや。俺みたいな「職場の笑いもの」になる前に。