「お前さ、車を磨く前に、自分自身がそのハンドルに見合う男かどうか考えたことあるか?」
40代。少し金が自由になると、男は決まって「ステータス」を欲しがる。俺もそうだった。「ポルシェに乗って迎えに行けば、どんな20代女子もイチコロだろ」……そう信じて、中古のポルシェをローンで引っ張ったんだ。
だがな、納車された瞬間の全能感は、たった1ヶ月で絶望に変わった。 なぜ高い車を買ってもモテないのか。それどころか、なぜ逆に女が離れていくのか。その「維持費」よりも重い真実を晒してやる。
女は「車種」ではなく「乗り心地」を見ている
お前さ、女がエンジンの馬力や、空冷だの水冷だのの歴史に興味があると思ってんのか? あの子たちにとって、車は「移動手段」であり「自分を快適に運んでくれる箱」でしかないんだよ。
俺がポルシェで迎えに行った時の、あの子の第一声を教えてやろうか。 「……なんか、この車、乗り降りしにくくない? 揺れるし、音うるさいね」
これだ。お前が数百万、数千万かけたこだわりは、女からすれば「乗り心地の悪い、不快な騒音マシン」に過ぎない。今の20代、30代の女が求めているのは、ポルシェの加速力じゃない。アルファードのような「広くて、静かで、靴を脱いでくつろげる空間」なんだよ。
維持費という名の「自分への足かせ」
ポルシェは、買う時よりも買った後が地獄だ。 ちょっとした消耗品の交換で10万、車検で50万。おまけにハイオクをがぶ飲みする。 俺はこの維持費を払うために、日々のランチを吉野家で済ませ、女とのデート代を「……今日は割り勘でいい?」とケチり始めた。
これ、本末転倒だろ? 「ポルシェに乗ってるのに、メシ代をケチるオッサン」。 これほどダサい生き物はこの世に存在しない。女は敏感だぜ。「車には金をかけるのに、私にはかけないんだ」と気づいた瞬間、お前はただの「車オタクの痛いおじさん」に格下げされるんだ。
「車が主役」になった男の、余裕のなさ
一番の敗因はこれだ。 高い車に乗ると、どうしても「傷つけられたくない」「汚されたくない」という心理が働く。 女が車内でコーヒーを飲もうとしただけでピリつき、ドアを強く閉めただけで顔が引きつる。
お前さ、そんな「余裕のない顔」をしてて、女が寄ってくるわけないだろ。 40代の男の武器は「余裕」のはずなのに、車を守ることに必死で、隣に座っている女を守ることを忘れてる。車が格好良くなればなるほど、お前の「人間としての器」が小さく見えてしまうんだ。
結論:車を買い替える前に、お前の中身をフルモデルチェンジしろ
お前さ、今の時代に「車でモテる」なんて幻想は今すぐ損切りしろ。 もし、どうしても車が欲しいなら、それは「女のため」じゃなく「自分の趣味」として、余剰資金で買え。
女を口説きたいなら、ポルシェに突っ込む数百万を、こう使え。
- 自分自身の肉体改造(ライザップでも何でも行け)
- 最高に美味いレストランの開拓
- どんな話題にも対応できる圧倒的な知見
移動手段なんて、清潔なトヨタのSUVか、もっと言えば「タクシー移動」で十分なんだよ。 「俺、車持ってないんだよね。いつもタクシーだから」と笑いながら、浮いた金で女に最高の体験をさせる男。そっちの方が、100倍モテるぜ。